司馬遼太郎『竜馬がゆく』 司牡丹の味
『竜馬がゆく』の中に出てくるお酒の味について
述べられている部分を発見しました。
司牡丹。辛口で、一升飲んでからやっと甘味が出てくるとのこと。
竜馬が脱藩する前のこと、
他藩の志士が土佐に遊説に来た。
竜馬は5升樽を2つ、仲間2人に背負わせ、
十二里向こうの志士の宿に真夜中馳せ参じたという。
しかし酒と歌と箸拳でもてなされても……。
当時、命を賭けてやってきた志士は、閉口したというが
これが土佐流のお客様への精一杯の気持ちだった。
3升酒という記述があるのですが、
当時の土佐人は本当にそんなに飲んでいたのでしょうか?
いや、もしかしたら今でも土佐の人はそのくらい飲むのかもしれない……。
土佐の司牡丹は平成の時代まで変わらぬ辛口ですしね。
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