« 北島酒造さん見学 | Main | 福井のお酒「一本義」 »

2002.09.08

スペックの持つ意味

 今日も、お酒の準備。
 浅茅生さんへ行ってきました。

 ほんとは滋賀ぜーんぶのお酒を紹介したい!
 でも、数が多すぎると、逆になにがなんだか分からなくて
 それぞれの印象が薄くなってしまいます。

 第1回目はなるべく一つの蔵のお酒で違う酒米のお酒を
 比べるようにしたので、より数も少なくなりました。
 でもお酒の種類は本当にバラエティに富んだものになります。

 第1回目、楽しい会にしたら、2回目も開くことができるでしょう。
 そうすると、また違う蔵のお酒を紹介することもできます。
 まずは初回の成功をめざして!
 
 
 スペックについて、当日配る資料にするので、各蔵元さんにお聞きしています。
 ある蔵元さんには、そんな数字聞いて味が分かりますか?と
 問いただされてしまいました。
 確かに、私には 酒度とか酸度とかアミノ酸度は分かりません。
 つくる側にとっては、味をみるまえからそういうデータばっかり調べてどうするねん?と言いたくなることでしょう。
 資料にする意味を考えもせずお聞きしていたことを反省。


 でも、酒米と酵母と、精米歩合は気になるところです。
 それらが味にどう影響しているのか、知りたい、それも一つ今の私にとって、日本酒のおもしろさになっているからです。
 日本酒をより楽しく飲むための情報になっているんです。

 それは、例えば自分の好きな人の育った家庭を知りたい、
その人がどんな風土で育ち、どんなことをして成長してきたか
知りたい!
 そんな気持ちです。

|

« 北島酒造さん見学 | Main | 福井のお酒「一本義」 »

酒肴日記 」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 北島酒造さん見学 | Main | 福井のお酒「一本義」 »