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2002.10.17

蔵見学について

 蔵見学というのは、蔵元さんにとっては
 手間が必要なわりに、それほど売上にもならない
 というものだと思われます。

 伺ったある蔵では、
 以前観光バスでの蔵見学を受け入れていたそうですが、
 マナーもよくない人が混じっていたり、
 トイレ休憩代わりにされるわで、
 もうやめてしまったそうです。
 
 酒屋さんの引率だと
 当日買わなくても、またその酒屋さんで注文することも可能です。
 だから蔵元さんもお客さんへのサービスの一つとして
 考えることができます。
 しかし、私たちは消費者に過ぎません。
 酒屋さんや居酒屋さんのような上得意になれるはずもないのです。

 今回、蔵元さんを訪問して、会で1本買っただけ、
 あとは1~2人の方が個人的に買ってくださっただけでした。
 私としては、参加者の皆さんは1人1人が
 お土産に買ってくださるだろうと
 勝手な予想をしていたのですが……。

 今回のメンバーは酒飲みだけではなかったので
 しかたなかったのです。

 しかし、蔵元さんには休日に蔵を開けて頂き、
 とっておきのお酒とつまみまで出して頂いたのに。
 前もって参加される方と打ちあわせをしておけばよかった、と
 申し訳ない気持ちで帰りました。

 
 今後は会としての蔵見学は一人づつ参加費を頂いて、
 蔵元さんにお渡しするか、そのお金でお酒を買うか、
 どちらかにしたほうがいいのでは、と考えています。 
 あるいは、最初からお酒を買って帰るのが
 参加条件にしておくとか。
 または、試飲でおいしかったお酒を
 ここのWEBで紹介するなど、
 なんらかの広報をさせていただくとか。

 参加者にとって、訪問した先のお酒が
 その人にとってスペシャルなものになったことは
 確かなのですが…。
 

 1回目はご厚意に甘えられても、
 その後伺いにくくなってしまいます。

 実際にやってみないと分からないものですね。
 どうすれば、蔵元さんにも会員さんにも
 よい見学会になるか、
 これからも考えます。

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