仕入れてきたのは「御代栄 しぼったそのまま一番酒 垂れ口」
コンビニの冷蔵庫にあったのが、
御代栄さんの「しぼったそのまま一番酒」。
他府県大手メーカーのお酒はいくらでもあったけど、滋賀のお酒はこれだけでした。
その健闘がうれしい!
300mlでお値段は650円。
パッケージデザインが、すごく凝ってます。
紫外線を遮断する特殊な包装紙に包まれ、荷札のような
赤いラベルがくくりつけてあります。
ラベルの表には、「生酒 蔵元直行便」、裏には杜氏さんの言葉。
包装紙には手書きの文章が印刷してあるのですが、
よくよく読んでみると、歴史学者の奈良本辰也さんの本
『日本地酒紀行』の中の御代栄との出会いの一節になっています。
色調も白地に黒い墨の毛筆文字、赤い文字、赤い荷札、と
上品ですっきりした印象にまとめてあります。
お酒の味は、とろりと濃く、甘くて飲みやすいけれど
生酒のフレッシュさがあって、べたべたしない味わい。
アルコールが添加してありますが、きっとそのために
甘すぎない味に仕上がっているのでしょうし、
質も安定しているのでしょう。
細部に気を配ってある、心にくいまでのお酒でした。
濃いので、そうそうたくさんは飲めそうにありません。
アルコール度は18-19度。
吟醸新酒の香り・生酒とも書いてあります。
300mlでちょうどお手頃ですね!
今夜は、希望通りおいしいお酒を飲むことができて、一安心。
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