« 日本酒の在庫切れ! | Main | 「奥の松」辛口吟醸  »

2002.10.31

仕入れてきたのは「御代栄 しぼったそのまま一番酒 垂れ口」

 コンビニの冷蔵庫にあったのが、
 御代栄さんの「しぼったそのまま一番酒」。
 他府県大手メーカーのお酒はいくらでもあったけど、滋賀のお酒はこれだけでした。
 その健闘がうれしい!
 300mlでお値段は650円。

 パッケージデザインが、すごく凝ってます。
 紫外線を遮断する特殊な包装紙に包まれ、荷札のような
 赤いラベルがくくりつけてあります。
 ラベルの表には、「生酒 蔵元直行便」、裏には杜氏さんの言葉。
 包装紙には手書きの文章が印刷してあるのですが、
 よくよく読んでみると、歴史学者の奈良本辰也さんの本
 『日本地酒紀行』の中の御代栄との出会いの一節になっています。

 色調も白地に黒い墨の毛筆文字、赤い文字、赤い荷札、と
 上品ですっきりした印象にまとめてあります。

 お酒の味は、とろりと濃く、甘くて飲みやすいけれど
 生酒のフレッシュさがあって、べたべたしない味わい。
 アルコールが添加してありますが、きっとそのために
 甘すぎない味に仕上がっているのでしょうし、
 質も安定しているのでしょう。
 細部に気を配ってある、心にくいまでのお酒でした。
 
 濃いので、そうそうたくさんは飲めそうにありません。
 アルコール度は18-19度。
 吟醸新酒の香り・生酒とも書いてあります。
 300mlでちょうどお手頃ですね!
 今夜は、希望通りおいしいお酒を飲むことができて、一安心。

|

« 日本酒の在庫切れ! | Main | 「奥の松」辛口吟醸  »

酒肴日記 」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 日本酒の在庫切れ! | Main | 「奥の松」辛口吟醸  »