世の中は揺れ動くもの?酒の味も!
端麗辛口だけが美酒のようにもてはやされた時代が
長く続いてきましたが、
また旨口、重厚、成熟したお酒が注目されてきている、
そんな気がします。
日本酒の標準の味も、江戸時代から、明治大正昭和と
変化してきたそうです。
辛口だったのが、甘口に、そしてまた辛口になり
今、次第に旨口に?
ファッションも同じようです。
ばばくさ~、と思っていたビーズが大流行、
ナチュラルだったメイクも、
「しっかりメイクしてます~」というような感覚が一般的に。
去年の冬から、うちらの年代にとっては
「こっぱずかしい」ロングマフラーだってリバイバルしてます。
お酒もやはり、水のような飲みやすい味や
フルーティでフレッシュなもの、あるいは辛口に走ったあとは
どっしりとしてるもの、成熟したもの、旨みのあるものへ
振り子が戻るのでは?と思えてきます。
何度かイベントをやってみて、
多くの女性が無濾過生原酒を「一番印象に残った」と答えたことも
もしかすると私の感覚の裏付けになっているかもしれません。
この流れ、大手メーカーもそれにならうくらいの
本流になるでしょうか。
決めるのは、たぶんお酒を買う、私たちです。
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