『日本地酒紀行』奈良本辰也
昭和60年初版、淡交社刊。
表紙にも年季が入っています。
さすがに歴史学者の奈良本氏。
お酒の味やつくりそのものよりも
その土地の歴史についての部分で筆がノリノリ。
しかし実に土地土地のお酒と肴が大好き、という
気持ちが伝わってきて、いい雰囲気の紀行文になっています。
滋賀では、「御代栄」「萩の露」の二つの蔵を紹介されています。
10年以上前の状況は、
現在とはかなり変わっていると思われます。
お酒づくりの環境も、その町も。
全国の蔵元さんを自分も訪れてみたくなりますね。
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