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2002.12.29

『日本地酒紀行』奈良本辰也

 昭和60年初版、淡交社刊。
 表紙にも年季が入っています。

 さすがに歴史学者の奈良本氏。
 お酒の味やつくりそのものよりも
 その土地の歴史についての部分で筆がノリノリ。
 しかし実に土地土地のお酒と肴が大好き、という
 気持ちが伝わってきて、いい雰囲気の紀行文になっています。

 滋賀では、「御代栄」「萩の露」の二つの蔵を紹介されています。

 10年以上前の状況は、
 現在とはかなり変わっていると思われます。
 お酒づくりの環境も、その町も。
 全国の蔵元さんを自分も訪れてみたくなりますね。
 
 

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