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2003.02.03

今頃 蔵では

 湖南の空は青い色ものぞいていますが、
 北のほうは今日も雪らしい。

 節分、ということは明日は暦のうえではもう春。
 しかし蔵の中は相変わらずしんしん冷えていることでしょう。


 朝、甑(こしき)の中の酒米を蒸す蒸気のボイラー音や
 冷気を取り込む音やエアシューターの音、
 蔵人の気合と活気にあふれる蔵。
 
 夜の蔵は静まりかえり、
 居並ぶタンクのそこここから
 酵母たちの沸く
 ぷつぷつ、
 ぴちぴちという音が。
 つぶやくように
 ささやくように
 聞こえてくることでしょう。


 蔵の古い柱や板は、
 蔵人の汗や、お酒が成長するさまを、
 毎年くりかえし見守ってきたんですね。
 
 蔵の中のことを思い出していると
 いろんなイメージが頭の中で
 くるくると回りだしてしまいました。

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