お酒の恐ろしさ『灰色の畑と緑の畑』
今日、ふと思い出しだのが
中学校時代、友達に教えてもらった本、
『灰色の畑と緑の畑』です。
岩波書店から出ている、一応児童文学。
その後自分でも買い、何度も引越したけど
いつも本棚のすみに置いていました。
何話か収録されていました。
今夜よみがえってきたのが
主人公の子どものお母さんが
アルコール依存症の話でした。
どうしようもなく飲んだくれる母親。
子どもは母を恥ずかしくてイヤでたまらない。
そんな母を見られ同級生にからかわれてしまう。
同級生に対してその子は・・・・・。
最初は当然中学生ですから
子どもの立場で読んでいました。
ところが自分いつの間にか
飲んだくれの母親のほうに近くなってしまいました。
痛い本です。
「金亀」を飲みながら。
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