『地酒をもう一杯』
『地酒をもう一杯』静岡新聞社/編集・発行 2000年
「地元だから
会える・聞ける・味わえる
147人のプロが語る
地酒の旨さ」
というのが、キャッチフレーズ。
ぱっと見、
黒一色のインキ、
そっけない活字と素朴なレイアウト、
手描きの地図。
なーんや、手抜き?
と思いきや、
これはスゴイ本だったのです。
蔵元に話を聞いて、そのお酒の紹介。
それだけではないんです。
この本は県内の酒屋、居酒屋・洋食屋・蕎麦屋まで
かなりの数を取材しているのです。
今、静岡はおいしい日本酒の地域として
その名を馳せてます。
それが、蔵だけでなく、広くお酒を扱う業界が
みんなで盛り上げているんだ~。
それが伝わってくる本です。
私には、これを取材・編集した人たちの
熱い気持ちがぎゅーっと詰まって
本が重く感じられました。
初版7月、2版10月というのが、
努力の成果を物語っていますよね。
多くのグルメ雑誌はお店から宣伝料を
もらって取材しています。
もちろん、そうでない雑誌もあります。
この本は、どっちなんでしょう??
うーん?
それにしても、えらくウィルスメールが来る日でした。
ノートン君、ファイト~!
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