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2003.05.27

浪乃音酒造見学 酒米「愛山」を使った「古壷新酒」


 造りは終わってしまってますが
 いつもの酒仲間、Fさん、Nさん、Sさんと
 浪乃音酒造さんの蔵を見せて頂きました。


 外からでは分からなかった
 蔵の中は、3階建ての構造になっており、
 設備に力を入れておられるのが分かりました。

 すごい機械が入っているというのではなく
 糀室はお金がかかっても
 「室屋(むろや)さん」という専門家に造ってもらう、
 というポイントを押さえた造りなのです。

 
 まだ33歳という若い蔵元、中井さんは
 3兄弟のご長男。
 本当にお酒造りが面白くて仕方ない、という印象。
 楽しそうに造りのこと、
 去年までおられた杜氏の金井さんのこと、
 熱心にお話してくださいました。


 そして、最後にきき酒をさせて頂いたのですが、
 名前だけ見たことのある
 「愛山」という酒米を使った
 純米大吟醸生酒「古壷新酒(ここしんしゅ)」。
 これのおいしさといったら!!

 普通きき酒って、一通り味を見るだけですが
 この酒は、あとを引くんです。
 「もう一口」「もうちょっと」と
 お代わりしてしまいました。

 果実のような酸味と柔らかなその甘さは
 ほのかなハニーレモンの味わいとでもいうのでしょうか。
 ああ、でも違う。
 一口目のインパクトがもうイキナリ「うまい!」。
 何口飲んでも甘さがいやにならない。

 もうこの酒は売り切れてしまい、
 来年まで飲めないそうです。
 待ちきれない~。


 今日の報告はまた近日中にいたしますね。

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