こんなお店に行ってみた
「いらっしゃい!」
この店に来ると、
なんかほっとするんです。
照明が明るすぎず、暗すぎず、
お店の人たちも、愛想よすぎず
かと言ってそっけなくもない。
一人でふらりと行っても
カウンターの隅に座ると落ち着いて飲めます。
「今日、何か面白いのある?」
「そーですね、余呉からの鮒寿司がありますが」
「珍しいね、それと合うお酒のお勧めは?」
「木之本の七本鎗純米がいいと思います」
「じゃ、ぬる燗でお願いします」
「はい」
お通しに出るのは、
琵琶湖のごりの佃煮と、日野菜漬け。
これをつまむだけでもお酒が進みます。
お酒のあとには、
お釜で炊いたご飯のオニギリと、シジミの味噌汁。
それにお漬物。
なんてことない食べ物、
ありふれたものなんだけど、
噛みしめて食べるうちに、元気になるんです。
のれんをくぐって帰る時、
なんとなく、幸せな気分になっています。
……
こんなお店に行く夢をみました。
ちょっと現実逃避(笑)。
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