あなたの味覚はどうですか?
先日、食品会社の方と雑談する機会があり、私は味覚の試薬の話をしました。
お酒の会で、同じ試薬の薄め液をなめた人が、3種類くらいのグループに分かれたという体験をしたのです。
まったく同じものを、ある人は「甘い」、ほかの人は「苦い」、また、ほかの人は「からい」と感じたのです。
(実際、甘かったかすっぱかったか、忘れてますが)
「味覚ってもって生まれたものじゃないんですか?」とお聞きしてみると、
「いいえ、普段食べているものに結構左右されます。
濃い味付けのものばかりを食べていると味がわからなくなりますよ。
たとえば、ピザなどの味付けは、ビールやコーラに負けないように濃くないと、
お客様に物足りなく感じられてしまいます。
だから、どうしても味は濃くなるんです」とのこと。
そうだったのか!
日本酒にあう肴や料理は、その逆で、酒の味を殺すような刺激や、極端な味の濃さはNGです。
味覚を大切にするためにも、日本酒と肴の取り合わせっていいんですね。
って、ちょっと我田引水かなぁ(笑)。
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