『宮尾本 平家物語』宮尾登美子
やっと青龍之巻を読みました。平清盛の幼いころからの成長が、とっても活き活き描かれています。たまたま読み始めたその時、テレビドラマの「セカチュー」をやってたので、なぜか私の中で清盛が「朔ちゃん」役の山田孝之さんの姿で動き回るのでした。(笑)
平清盛といえば、沈む夕陽を呼び返すくらい、思い上がった人というイメージがありますが、その生い立ちは武士という身分のため貴族たちに軽くみられつらい思いをすることも多かったんですね。継母に育てられ父亡き後は一族の結束を高め……。
天皇や上皇に愛された女性の運命、生き方。男性も女性も、死にあたってその人の生き方が浮き出るようです。
膨大な数の人の織り成す歴史を描く、それこそ「大河ドラマ」かも!2005年NHKの「義経」の原作?(タッキー主演)人間味のある平家物語です。
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