広報のポイント(ミニコミ編)
先日(11/2の記事)の草津コミュニティ支援センターでの講座の中身について、記録をしておこうと思います。私が関係しているような、ミニコミやラジオで取り上げられるコツみたいなもの。
NPO団体などの市民活動をされている方は、取材する側からの情報を知っておくとメディア対策がたてやすいでしょ。
↑チラシなどにはイラストをフリーのイラスト集から取ってくると簡単。しかし下手をするとたくさんのチラシの中に埋没したり、安っぽくなってしまうことも。
●メディアに取材してもらうにはどうすればよいのか。
メディア関係の人は常にネタを探しています。
情報提供は大歓迎されます。
ただし、ポイントを抑えていないと、採用率は低くなります。
ヒントになれば…
・「世界初」「日本一」「県内初」など、「ほかにない」「目新しい」「おもしろさ」を強調するキーワード
→毎年恒例の行事でも、中になにか新しい要素を入れる工夫を
・異業種間のコラボレーション、それも「初」であること
・団体のホームページは必須(手っ取り早く取材先を見つけるために検索することが多い)
・主催団体の活動内容やなりたち、活動目的のわかりやすく載せてあるホームページ
凝ったり、美しくなくてOK。情報が新鮮で、活動場面を写真で見られるもの
チラシに入りきれない情報が補足されている
・活動が客観的に紹介され、わかりやすいサイト(主観や思いだけでは逆効果)
・「検索キーワード」をページタイトルに入れておくことは必須
(団体名・滋賀・子どもの福祉などというキーワード)
タイトルにキーワードを入れることで少しは検索エンジンでヒットする順番対策にもなる
・なにか問い合わせがあればすぐに返事をする。メールアドレスを誰か責任を持って管理していること
●期待したように記事になってないことがあったのですが。
・「自分たちが絶対これを紹介してほしいポイント」はその旨を伝える
・プレス用のアピール文を作っておき、それを資料として渡しておけば、ほぼ間違いはなくなるはず。
●メディアとの関係のつくりかたは?
メディア担当者も人間
・メディア担当者にふだんから接触、協力、情報提供しておくと採用率は高くなる
メールニュースをたまに出すなどでもOK
ただし、あまり代わり映えのしない月例会の情報などは逆効果。 「これはぜひ!」「今年一番力を入れている」というものに絞る
・メディアによっては、反応が薄いこともあるし、急に他のニュースでボツになる場合も。
しかしそれは担当者のせいではないので責めたりしない。担当者も人間なので、印象を悪くすると二度と採用してもらえないことも実際にある。
逆に、反応があった場合は報告しておくべき。何もこびる必要はまったくないが、好印象を持ってもらえて次回採用につながることも。
●反応がなくても、広報活動は続けよう。
・マスメディア、ミニコミなどだけが宣伝方法ではない。
いろんな会、イベントに参加して、自分のやっていることを
隣の人にさりげなく伝える、その積み重ねが一番確実な広報かもしれません。
あなた自身が、活動の広告塔。
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