イベント終了、汗だく、感謝
ある会のおもてなしの酒を頼まれ、おーちゃんと私がそろえてサービスをすることに。
でも、私にはどうも具体的にイメージがすぐには浮かばなかったので、おーちゃんと打ち合わせは先延ばしに。
そして、冨田酒造に伺った日、移動の時間に姉御からのアドバイスで、ほぼラインナップと順番が具体的に決まりました。少し私の意見も入れて、ちょい変更。これで、できた!と安心していたのですが、おーちゃんのすごいのはここから。
地酒BARのパンチさんが、わざわざ出し方を提案しにお店に来てくださったり、チーズ専門家のIさんに、日本酒とあうチーズを分けてもらったり、また、尊敬しているYさんにも意見を聞いたり。それでさらにラインナップに修正が加わりました。
そのチーズが、またすごかったんです。「ブルーチーズの山廃」とも言うべき自然の菌でつくったブルーチーズ。そして、モッツァレラを酒粕に漬け込んだもの。
もちろん、蔵元さんから直接、その酒の一番おいしい燗温度も聞いています。
↑魚忠さんの仕出し手かご。お刺身と、豆ご飯と、お吸い物がついています。
そして、ついに当日。おーちゃん手書きの酒のお品書きと、燗すけと温度計持参。最初は冷えた酒、次に燗でと6種類の酒を違う温度で飲んでいただきました。
おーちゃんからは、酒についての話、蔵元さんの話、杜氏さんの話が次から次に。それも目を輝かせて。飲んでいただくのがうれしくてたまらない、というのがお客様にも伝わって「楽しそうね」とおっしゃってくださいました。
自分の持っている知識や経験、人脈、すべてを尽くして今できる最高のものを提供することで、お客様に滋賀の日本酒のすばらしさを伝える。もし、お客様の好みと違う酒だったとしても、その情熱はお客様に通じるんですね。今回、おーちゃんの姿から学びました。
このイベントが成功したかどうかを心配してくださっている方の数、すごく多いんです。皆さん、ありがとうございました。おーちゃんのがんばりで無事、お客様に喜んでいただけました!
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Comments
会に参加できなくて、悔しさいっぱいの大魔女です。
おーちゃんもあひるちゃんもお疲れ様。
誠心誠意のおもてなし、目に浮かびます。
自分が楽しくなくてはお客様も楽しめませんよね。
それが本質的に判っているお二人の勧めるお酒はさぞ、美味しかったでしょうね。
Posted by: 大魔女 | 2005.06.11 01:43 PM
人にお酒を呑んでいただくのって楽しいでしょう、相手の話顔色を伺いながらお酒を勧める。
お勧めする一杯のお酒には、スリルとサスペンス、不安と歓び色々な要素が含まれています。
まるで楽しいゲームと一緒で相手の頬が緩めば勝ちです。
お疲れ様でした。
Posted by: パンチ | 2005.06.11 10:10 PM
大魔女さん
ほんと、ごいっしょしたかったですよ。
言い忘れたこといっぱいあります。
でも、皆さんほんとに何度大声で笑われたか、
お酒でにっこりされたか。
お客様自体も、すばらしい方ばかりでしたわ。
パンチさん
ほんとに、ありがとうございました!
さすがはプロ、的確なサービスのポイントを
アドバイスくださり、感謝感謝です!
パンチさんは、毎日この
スリルとサスペンスを味わっておられるんですねー。味をしめてしまうと、ちょっとやめられません。
またお店に伺うのが楽しみです!
Posted by: 家鴨あひる | 2005.06.12 12:33 AM