『光る砂漠 』矢沢宰詩集
自分の撮った写真のうちの一枚を見ていて、ふと一行の詩が頭をよぎりました。作者も題名も覚えてません。
その一行の中の言葉で検索してみると、出てきました。この本です。
若い人の絵本
光る砂漠
矢沢宰詩集
矢沢宰・周郷博
童心社 1983/06出版
高校の図書室で借りたモノクロ写真と詩の本です。とても気に入った作品があったので、ノートに書き写しました。同じ図書部の子と、感想を言い合ったのも思い出しました。
作者に対してもっと甘い、若い、イメージを持っていましたが、病のためいつも死に直面していて、21で夭折した人だということです。特別な文語を使うことなく、普通に会話するような言葉で短くつづられていたので高校生には親しみやすかったです。それに、写真がきれいだったし。
30年近く過ぎた今でも私の中に残っていた詩。言霊とでも言うべきなのか、詩人の力を感じます。
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