恩師の感想
おとんから電話。
先日送った追加の本『近江の酒蔵』を、親戚と私の恩師に配ったという報告でした。
世界史のS先生は高校2年生の当時大大大好きだった先生!授業がおもしろく、夢中で聞きました。成績は総じて超低空飛行だった私。先生に認めて頂きたい一心で世界史だけは必死で勉強したものです。
モンゴル帝国のときなど、授業で先生が遠く目で追っておられたのはモンゴルの大平原を駆け抜ける騎馬隊(だったと私は思う。絶対)。
しかし翌年は世界史の担当が違う先生に変わってしまい、がっくり。そこで他のクラスの友達からS先生のノートを借りて写しもう1冊世界史ノートを作成。そのノートを持って職員室のS先生にいそいそと質問に行ったのでした。実際に授業を担当してくださっている先生の後ろを通り過ぎて……。
なんて失礼な生徒なんだ!(笑)
また、3年生のときは進路指導のご担当でした。共通一次試験直前に全員を講堂で激励。
「明日受験場に入ったら、まずその教室の蛍光灯の数を数えなさい。それからおもむろに、ニヤッ……と笑うんじゃ。そうすると周辺の受験生は、何だ、コイツは?と動揺するわけじゃ」
ええ、もちろん実行しましたとも!
そのS先生におとんは『近江の酒蔵』を渡してくれたのです。そしてS先生から、「資料をぎょうさん集めて、うまく書いてある。飲みたくなった」という感想を頂いたそうです。
それを聞いて、驚き、涙止まらず。
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