轢死の季節
信号待ちをしていた草津市内の国道1号線。交差点の真ん中あたりに猫かイタチであろう轢死体が道路に横たわっていました。黄土色っぽい毛皮がずたずたになり、頭部も定かではありません。遠目にはまるで雑巾のよう。
その死体のすぐそばをゴウゴウとバス、トラック、乗用車が走り抜けてゆきます。こんな交通量の多い4車線道路を横断するのは小さな野生動物には困難です。夜中、途中でヘッドライトに照らされたら、パニックになってアスファルトで足が滑る、あるいは固まってしまって逃げられない、そんな動物もいるそうです。
特にイタチの轢死はこの時期よく見かけます。
それでも、彼を向こう側へと駆り立てたものは何だったのでしょう。
信号が変わってバイクをイタチのそばに停めることも叶わず、私は逃げるようにそのまま走っていきました。
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Comments
つらいですね。思わず、心の中で拝んでしまうわたしです。
こういう世の中に生まれてきたからには、学習能力というか適応力というかも発達するのでしょうけど、人間だって足がすくんでしまうことありますもんね。
ご冥福をお祈りします・・
Posted by: てんどんかあさん | 2005.10.13 10:16 PM
>てんどんかあさん
実家が国道のすぐそばで、
幼い頃から轢死には泣いてきました。
犬も昔は放し飼いが多かったですからね。
誰も片付けてやらないと、
風に散ってゆく……。悲しい。
でも、テンとかイタチなど
イタチ科の轢死体があると
最近は半分喜んで観察したりする。
矛盾してますなあ。
Posted by: あひる@滋賀 | 2005.10.14 03:39 PM