『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー
読んだ人みんな口をそろえて「泣ける」「電車の中では読むな」と言っていた本。
部屋で読んでよかった。涙がえらく粘るなあ、と思ったら鼻水でした。その上、まばたきが早くできます。まぶたが、はれてしまって。遮光器土偶みたいな目になってしまいました。
私は、子どもとして、あるいはオカンとして、両方の立場で読みました。うちのオカンはリリーさんのオカンとは違うタイプ。でも、私の友達とすぐに仲良くなるところとか、おにぎりは俵型ってところが同じ。どうして、オカンってどこかしら共通点があるんでしょう。
テーマは親子のつながりと、もうひとつ、東京。
この本のオカンとボクとオトンは、得体の知れない力で東京に引き寄せられました。
東京という街、私はきっと一生住むことはない。住みたくもない。でも、リリーさんとオカンのように、家族がいていっしょに暮らせるのなら、東京だって何処だっていいに違いない。そう思えました。
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Comments
私は東京から帰る新幹線の中で読んで失敗しました。涙がいっぱい出ると、必然的に鼻水もいっぱい出ますね。うちのオカンもおにぎりは俵型です。
Posted by: 笑四季*加奈子 | 2005.11.09 10:21 AM
うちのおかんも俵型。ちなみに義母は三角ができないのようって俵型。・・・その本読んでないけど絶対読むぞ!いま借りてる5冊の本を制覇してから・・・・
Posted by: おーちゃん | 2005.11.09 07:37 PM
>笑四季*加奈子さん
新幹線……。それは大変だわ!
>おーちゃん
なんと、俵型オカン多数派?
Posted by: あひる@滋賀 | 2005.11.09 07:43 PM