詩集『Heart of Soul』開主信雄
読売新聞に紹介されてたのを、知人に教えてもらいました。
PARCOの紀伊国屋書店に平積みされてたのを購入。(自費出版) 黒いカバーに、赤い文字でHeart of Soul。かっこいい。
大津市の方で、まだ若い男性なのですが、お話してみると、1950-60年代のムーブメントだったBEAT文学に影響を受けたというのです。
私「BEAT文学ってどんな作家がいますか?」彼「バロウズとか」私「あ、SFしか知りません」彼「……違います」
すみません、SF作家はバローズだったみたいです。
作品は身近な場面を描いていたり、心の底からあふれてくる熱い言葉をぶつけるものだったり、いろいろ。
私が一番いいな、と思ったのは最後に入っている「しあわせなことば」という作品でした。普通の言葉が一番大切、そんな気持ちになれます。一日の終わりに読み返したい。
詩集『Heart of Soul』開主(かいしゅ)信雄
日本文学館
1000円+税
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Comments
バロウズ・・・懐かしいです。
昔、そういうことにも興味があったことを想い出しました。
辻仁成(さん)なんかも、BEAT文学に影響を受けているんじゃないのかなあ。(辻さんに関しては、私の周りでも賛否両論、様々ですが・・・)(笑)
Posted by: はんな | 2005.12.11 11:47 PM
>はんなさん
そうだったんだー、
ああ、そうか、はんなさんも、音楽関係にも関わっていらっしゃいますね。
BEAT文学って影響大きかったんだ……。
ってか知らなかったのは私だけか(笑)。
Posted by: あひる@滋賀 | 2005.12.12 12:21 PM
開主信雄の本を紹介していただきありがとうございます。彼とは疎遠になっていたので今回の出版には驚いています。陰ながら応援していきたいとおもいます。
話は変わりますが私は今名古屋に住んでおり滋賀からこちらへ来て海鼠腸(このわた)を作られている方と知り合いました。その方の珍味会社は倒産したのですが海鼠腸だけは今も昔からのお得意さんの要望もあり作り続けられています。酒の肴に最高です。機会があればまた紹介させてください。
Posted by: kaisyu tatsumi | 2005.12.18 01:45 PM
>kaisyu tatsumi さん
はじめまして。
開主信雄さん、これからも続けていただきたいですね。
このわた、おいしそうですね~。
日本酒とは相性よさそう!
Posted by: あひる@滋賀 | 2005.12.18 10:32 PM