『オニババ化する女たち』
オープンセサミ文庫(笑)で。ランチの前に読み出して、ランチ食べ終わってもずっと読んでしまいました。久々に衝撃を受けた内容の本でした。
昔話の山姥(ヤマンバ)は、あるタイプの女性の比ゆ……。女は化け物になるってか?ひょえぇー!
性や月経や出産、きちんと自分の女性としての体と向き合わずにやり過ごしてきた女性が多い現代。昔の日本ではどうだったのか。「負け犬」女性は「ろくでもない女」になってやれ!とか、過激な文も織り交ぜてある。
(説明を読むと、なるほどと思いますけど)
本によると、うっとおしい月経も、自分で調節できたり、ある地域では「女性が毎月生まれ変わる証拠」という考え方をするそうです。それはいいなあ。閉経後を女性が楽しみにしている地域があるとかね。考え方ひとつで、かなり更年期を迎える気持ちも変わりますね~。
少子化防止に有効な本かも。
私は、最初のお産は素直に受け入れられませんでした。自分が出産することが嫌で。出産をする私って、アメーバの分裂のようで原始生物みたいだと思ったりして。二回目はそうでもなく、自然に受け止められました。一人目の子どもを育てるうちに変わったのでしょう。また、女性でよかったと思うようになりました。子どもの頃は男のほうがよかったのに、と考えてたんですけどね。
※手元にないので、本の内容については正確ではない部分もあるかもしれません。
『オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す』
光文社新書 三砂 ちづる/著
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