そこに愛はあるのかい
ウサ吉さんの本の中に、こんな箇所がありました。
取材したり調べたりするうち、しだいにその分野全体のことが好きになってゆき、記事の中に愛がこめられる。取材先のお店の人からの愛、ライター自身の愛、そして読んだ人がその愛を感じてお店を訪れる。ウサ吉さんがフリーになってしたかったのは、そういう「愛が循環する仕事」だと気がついた。
そう、家鴨もそうです。
本の原稿が途中で書けなくなったとき、ある方から頂いたメールの「ただ日本酒が好きで始めた企画ですよね。そこが原点ですね」という言葉にはっとしました。プリントアウトしてPCのそばに貼り、それを見ながら再び書き始めることができました。
この前、東京の姉御から「あの本には姉さんの愛がこめられてるよね」という、もったいない言葉をいただきました。
本当に『近江の酒蔵』も、愛が循環する本になったらいいな。つまり、読んだ方が滋賀の日本酒を買っておいしく飲んでくださる、ってこと(笑)。
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Comments
「愛が循環する仕事」・・・
同業としてうんうん、とうなずいちゃいました^^
どんなに忙しくても、どんなに短い文章でも愛を込めるってこと大事ですよね。
仕事としてこなすのではなく、もっともっと気持ちを込めて書きたいと思ったことが、私がフリーになった理由のひとつかもしれません。
勤めてるとなかなかね・・・・(汗)
Posted by: KAN(カン) | 2005.12.21 03:07 PM
私も同感ですよ。
で、今日もお客さんが「この本、隅から隅までぜ~んぶ読みましたで~。地酒はええですなあ・・」っていうてくれはりました。確実にそんな人増えていますよ。愛はゆっくりじっくり大きなうねりとなって循環し始めていますよ。
Posted by: おーちゃん | 2005.12.21 07:08 PM
>カンさん
ああ、カンさん、共感していただけましたか!
うれしいです。
どんな仕事にも共通することかもしれません。お金が循環するんじゃなくて、愛。
>おーちゃん
うれしい情報ありがとう!
地酒に愛をこめて造ってはる蔵ばかりだもん。少しは日本酒の売り上げに貢献できるといいんだけどね。
Posted by: あひる@滋賀 | 2005.12.22 02:40 AM
“愛が循環する仕事”、う~ん、いいですね!
あひるさんの本、ワタシには滋賀酒入門!として、バイブルでございます。
ワタシが目標とするのは、さしずめ、“愛が循環する、道楽(個展)”ですね。
ワタシもささやかながら、来年は滋賀と滋賀の日本酒を知人にご紹介できるといいのですが…。
あひるさん他、3魔女さまがたにお知恵お借りして、がんばります!あ、その前に京橋・画廊バーです。(日本酒、置きますね~)
Posted by: inugao | 2005.12.23 10:35 AM
>inugaoさん
本、お愛読ありがとうございます!!
画廊バーで頂く日本酒、
またおいしいだろうなあ~。
楽しみにしています。
Posted by: あひる@滋賀 | 2005.12.23 12:11 PM