ハンガーノックと元気飴
サイクリングでの長距離ツーリング、しかも何日もかけての旅では、朝と昼は特にご飯などの炭水化物でカロリーをとっておかないと、突然走れなくなります。それがハンガーノックです。
そうなってしまうと、血糖値をあげるために糖分補給しても、すぐには回復しません。予防策として、うちの学校のサイクリング部では、飴を常に班で一袋携帯し、休憩時間などに配るようにしていました。これは元気飴(げんきあめ)と呼ばれていました。
部の合宿では、お菓子の買い食いは禁止されていましたが、元気飴だけは別でした(笑)。
あるときの合宿で後輩の女の子が突然「走れない」とへたりこんでしまったことがあります。たまたま近くに自動販売機があったので、糖度の一番高そうな缶ジュースを買って飲ませました。幸いなことにしばらくして、何とか走れるようになりました。夕暮れだったのであせりました。キャンプ場のかなり手前だったので。
普通、ちょっと長めに走るくらいではハンガーノックにはなりません。合宿では観光地に行くわけでもなく、朝起きてから夕方まで、食事や休憩以外、ほとんど走りっぱなしでしたからねー。峠道もあるしー。
そっか、今ハンガーノック起こすくらい長距離走ったらやせるかもなあ……。って、まとめは体重かい。
「自転車」カテゴリの記事
- 寒い朝、輪行する若者を見た(2012.12.26)
- サイサレンだった(2009.12.11)
- 学生時代のトレーニングコース(2008.10.12)
- みの化(2007.08.15)
- 彦根のベロタクシー(2007.06.03)
Comments
“元気飴”という響き、いいなあ。これから使わせていただきます。
あひるさんはサイクリング部だったのですか…それでよく今でも走っておられるのですね。
ワタシも昔々、ひとりでへなちょこツーリングしてました。もともと自転車に乗れなかったので、細いタイヤのは×で、MTB、フラットハンドルでした。
春になったらまた、チャリ復活しようかなぁ…
Posted by: inugao | 2006.01.20 05:36 PM
ハンガーノック。10年前のある登山競争で、富士山9合目で遭いました。
今では考えられない無謀な挑戦でしたが、
生きて下山しました。
山には自販機もなく、銭もなく”忍”の一文字でした。
アスリートの方々はいつもベストの状態作りに大変ですね。
Posted by: 不悪友 | 2006.01.20 06:40 PM
>inugaoさん
自転車でツーリングしてたのは学生時代だけ、の短い間でした。
あとは子どもが自転車に乗れるようになった頃、車に自転車載せて短距離走ったりしたくらい。
でも、一日中自然の中にいる生活、
気持ちいいですね!
特に春は最高ですよね。
>不悪友さん
うわー、登山は登りも下りも自分の足だからキツそうです。
よくぞご無事で……。
学生時代に読んだ登山小説では、
甘納豆を油で揚げたものを持参して、食べながら登ったって書いてあったような。
Posted by: あひる@滋賀 | 2006.01.20 08:33 PM