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2006.02.24

坂本で打ち合わせ

昨日は、3月に入ってすぐのお酒の会に出すお酒と肴を決める打ち合わせです。おーちゃんと私は浜大津から京阪に乗ってちょっとお出かけ気分。

大津市坂本にある料理担当Nさんのお宅で、お酒の燗をつけながら、お料理との組み合わせなどを相談。

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↑菜の花のおひたし、燻製小イワシのオイル漬け、割り干し大根の煮物

Nさんの器の数々のステキなこと! おーちゃんと二人で歓声を上げました。

菜の花の入っている器は、九州の作家の作品。大根のお皿は、湖東焼きだとか。もともと絵がお好きというのも納得、まるで器に料理で絵を描くような感覚で盛り付けられていました。


何気なく見えるけど、ひと手間かけてあるお料理は、さすがです。菜の花は、ほどよいおダシがよく染みて、少しだけほろ苦く春の味。小イワシは、ふわっと燻製の香り。それもお酒の香りより控えめなのです。お大根もお日様の味ですね。

どれも、ピシッとした味付け。ぼやけてない。Nさんは家庭で使う調味料にこそ、よいものを。という考え方で、みりんも1升2000円台でも「Tシャツ1枚、着ないのを買うより安いのに」、と。

「滋賀の日本酒もこれだけしっかりとおいしいのに安過ぎるくらい!」と、とても評価してくださっててうれしくなりました。本当に、そうですよね。

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↑杯やぐい飲みも、いろんなのがあって、その中から好きなのを選ばせてもらいました。私は、ちょっと三島っぽい左のが気に入りました。そして右のは、笛付き。お酒を飲む時、まるで小鳥のようにさえずるのです。楽しい♪

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↑打ち合わせも済んで、「お茶でも」と出していただいた、和菓子。また春らしい~。おーちゃんが急いで帰ったあと、私だけ残って和み、長話してしまいました。かわいい塗りのお重に入れて出してくださると、一段とおいしそうに見えます。すてき~。

今回写真に写っているお箸(若狭の塗り箸)ひとつにも、出会った時の物語があるのです。本物を使う時の贅沢な時間は得がたい喜び。

Nさん、ありがとうございました。

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