美味しい酒を造る手
冨田酒造の会に、蔵人&野良師の前田壮一郎さんも参加してくれました。
解散後、前田さんの手を見せてもらうと、ごつごつになってて指の節がほとんどひび割れていました。痛々しい傷。手のひらも荒れていました。
粕はがしの仕事をすると、傷に粕が染み込んで痛いのだそうです。
また、美味しい酒を作り出す秘密を目撃してしまいました。
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Comments
若桜の蔵に行った時に、杜氏さんに「きれいな手ですね」と言われて以来、ややコンプレックスを持っています。
水仕事を長時間すると、適当に手が荒れるのでしょうけど、家事程度では荒れない私の手・・・。
今年は、野良師の手に近づきたいと思います。痛そうやけど。
ふと思った。日本酒化粧品の宣伝で「蔵人の手がスベスベなのは・・・」という内容の文句があったけど、嘘やね。
Posted by: マック次郎 | 2006.02.21 04:44 AM
>マック次郎さん
実際そうなんですよ。
最初は、麹の仕事で確かにつるつるになったんですって。でも、手の脂分をとられてしまうらしいです。
ただし蔵元さんのお母様のほっぺはつやつやという印象がありますが。
Posted by: あひる@滋賀 | 2006.02.21 04:57 AM
農業に従事するようになって5年。手はだいぶ変わりましたね。一年に一回ずつでも手の写真を残しておけばよかったと思うくらい。
手の皮が少しは分厚くなった気もします。
(自分の子どもが出来たら、定期的に手の写真を撮り続けたいなあと思ったりする。手は人生を語るかも)
けど、冬にあれだけ毎日水を触る仕事にはやられました。指先と指の関節の脇、手の甲の指の付け根の骨部分。そのあたりを攻撃されて、あかぎれたくさんです。
もちろんまだ一年目のペーペーだから手が作られていないのは確かなんですがね。ほんと、アルコールが浸みるんですわ。
Posted by: 野良師 | 2006.02.21 10:42 AM
>野良師さん
これからも、きっと変わってゆくんでしょうね。
手は男の履歴書だっ!?
上原酒造の専務さんもケガもヒビも多かったです。
Posted by: あひる@滋賀 | 2006.02.21 01:14 PM