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2006.02.14

『純米酒を極める』上原浩

上原先生の本は『いざ、純米酒』を以前買って、一回読んだことはありますが、内容を理解したかというと、うーむ……、って感じでした。酒業界関係向けのように思えたのです。


新書のほうが一般向けだよ、と聞いて読んでみました。

上原先生の筆は熱を持ち、純米酒だけが日本酒だと断言されています。アルコール添加された酒のどこがよくないのか、ということがわかりやすく解説されていて、先生の説が納得できました。

純米酒とアルコール添加酒の違いは「完全発酵させるか否か」という点であるのだそうです。私はそういう意味で考えてみたことは無かったんです。

あと、生モトと山廃モトの違いなども説明されていました。

「図表 生モトにおける微生物の遷移モデル」(生モトの硝酸還元菌、乳酸菌、酵母などの繁殖の時間軸グラフ)、「図表 生モトづくりの大まかな工程」とその説明は、今上原酒造さんで山廃モトを追って見ているため、とてもよくわかりました。ってか、わかったような気になった、と言うべきか。

知っている銘柄、居酒屋・酒屋さんの名前が出てきて、にやっとしてしまいました。そして、「どういうわけか私の教えを受けた人は、私以上に口が悪くなり」という一文には笑ってしまいました。


もう一回、読み直してみようと思います。


純米酒を極める』光文社新書
著/上原浩
刊/光文社

中に酒造作業や酒と肴などのカラー写真も挿入されています。

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Comments

私ではない。
_________
生もとと山廃の違いは、さらに乳酸醗酵を考えると更に全く別物という認識になります。

Posted by: 煮酒 | 2006.02.15 at 01:01 PM

>煮酒どん

 あらら、思い当たる節でも~?(笑)

 生もと、山廃もとって、複雑なんですね。
 

Posted by: あひる@滋賀 | 2006.02.15 at 06:07 PM

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