『自分の仕事をつくる』西村 佳哲
何ヶ月か前のSさんの日記の最後にこの引用文が記されていました。
↓引用文
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人間は「あなたは大切な存在で、生きている価値がある」というメッセージを常に探して求めている生き物だとおもう。そしてそれが足りなくなると、どんどん元気がなくなり時には精神のバランスを崩してしまう。「こんなものでいい」とつくられたものは、それを手にする人の存在を否定する。
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しばらく、何かにつけて頭にこの引用文の内容が浮かびました。とうとうその元の本を読みたいと思うようになりました。
アマゾンで注文しておいたら、今朝届いたのです。デザイン業界の人のインタビューが中心の本です。ただし、デザイン自体を云々するとかデザイナーの伝記ではありません。「働き方」がテーマなのです。目次を見てみると柳宗理さんのインタビューも入っています。
20年近く使ってきたスプーンとフォークとナイフが彼のデザインだったことに、つい先日気がついたところ。不思議な縁を感じました。
今、前書きと、最初の八木保さんのインタビューの取り掛かりの部分を読んだだけなのですが、もう何箇所も付箋をつけたい文が!
これは私にとって『オニババ化する女たち』以来の衝撃に満ちた本になる予感。これから読みますね。
『自分の仕事をつくる』
西村 佳哲/著
晶文社/刊
1995円(税込)
Sさん、いつもすてきな刺激をありがとう!
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