平安神宮薪能の月
ゆうべの薪能、ふと空を見上げるといつしか白い三日月が、おぼろに中空に姿を現していました。
すごい数の人がいるのに、能・狂言の舞台の間は静まりかえっています。少し湿気を帯びた風がときどきほほをなでてゆく、初夏の夜。風向きによって、薪の燃える煙のにおいも流れてくるのでした。
京都の町中なのに、うちの実家の田舎の夜を連想してしまいました。
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