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2006.07.03

「だるま正宗」お酒編

さて、7月2日に蔵を訪問させていただいた、白木恒助(つねすけ)商店さんの「だるま正宗」という銘柄は、長期熟成酒の代表銘柄として有名です。この前、ビストロスマップで、カレーと合わせて出されていました。私は、田崎真也さんの本で知りました。

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蔵元の白木善次さん。長期熟成酒研究会会員と名刺にありました。「たまたま」の古酒ではなく、最初から熟成させるために造る酒は、搾りたてのとき「この酒腐ってる」というような味だそうです。酸を思い切り高く造るからです。

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これは、ちょっとした遊び。こちらの普通の銘柄(長期熟成させない酒という意味)「薄墨桜」に、超古酒を一滴たらして、なんちゃって熟成酒に。またネギ味噌と熟成酒のマリアージュを楽しませていただきました。赤味噌との相似、というのは面白い。

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これは、会のS女史が、かなり粘って出していただいた「長期熟成酒のオリに近いもの」。黒っぽい浮遊物があり、また濃い味わいでした。「オリをウナギに塗って焼いたらうまかった」なんて話を聞くと、食べてみたくなりますよね。でもオリ引きの時期でなければ無いものだそうです。

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こちらは、1984年の「だるま正宗」。干しぶどうの香りと味わい。まろやかな甘味がなんともいえない古酒。もっと若いお酒の味と比べると、酸味がかなり甘味にかくれてしまっていました。時間のマジックでしょう。

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昭和の酒を4合ビンで買おうとしても、ちょっと予算が……。そこで、こんなお手ごろな味比べセットがおすすめです。3年古酒は、入門編として。

蔵元の白木さんのお話で特に印象的だったのは「目をつぶっていてもウチの酒、とわかるような酒でなければ生き残れない」という言葉でした。確かに、「だるま正宗」は熟成酒の中でも判別できそうです。

本当に快く、いろんなお話をしてくださり、テイスティングもさせていただきました。ありがとうございました。どうぞお体にお気をつけてくださいませ。滋里さんも、蔵のご案内、ありがとうございました。

あの熟成酒の味と香り、忘れられません。

合資会社 白木恒助(つねすけ)商店
〒501-2528岐阜市門屋五番地の一
TEL(058)229-1008

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Comments

社長さん、案外お元気そうで。:-)
白木さんの昭和のお酒では、54年と59年が特に良いですね。
54年はお蔵でも販売が終わりました。いつ飲むか…。ボソ。

Posted by: 燗酒おやぢ | 2006.07.04 at 06:38 AM

>おやぢさま

 はい、ご病気のあととうかがっていましたが
 情熱的に語ってくださいました。

 いいなあ~、いいなあ~、54年……。
 あの幸せな香りと味~。 

Posted by: あひる@滋賀 | 2006.07.04 at 01:57 PM

ご入り用なら供出します。:-)

Posted by: 燗酒おやぢ | 2006.07.05 at 07:22 PM

>おやぢさま

 ええっ!いいんですか!

 って、本音は「ぜひ!」 キラリン☆

Posted by: あひる@滋賀 | 2006.07.05 at 11:37 PM

「売り物」でよろしければ…。(汗)

Posted by: 燗酒おやぢ | 2006.07.06 at 09:42 AM

>おやぢさま

 売り物ってことは単位は4合ですね。
 300ミリくらいに小分けしていただけるんだったら手が出るな、と思ったんですが…。

Posted by: あひる@滋賀 | 2006.07.06 at 03:02 PM

さすがにそれは…。
お酒の会の時にでもお仲間とご一緒にどうぞ。;-)

Posted by: 燗酒おやぢ | 2006.07.06 at 06:36 PM

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