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2006.09.17

NHK「あの夏~60年目の恋文~」

たまたま、テレビをつけたら第二次世界大戦のゼロ戦らしい飛行機の映像が目に入りました。

その前で見つめる、白髪の男性。その人が、記録映像の中に登場する女性をハッと見出した場面が映りました。


彼は、60年前に小学校(当時国民学校)の4年生で、その女性の教え子だったのです。教育実習で1ヶ月ちょっと、そんな短い期間にふれあっただけの先生。

でも、4年生の彼が、恋こがれ輝くような時間を過ごした記憶はその先生との出会いがあってこそだったのでした。


そして、80代の元先生と、70代の元教え子の文通が始まりました。教育実習の記録ノートも出てきて、当時の子どもたちの活き活きした姿と教育実習生が鮮明に浮かび上がります。60年の歳月を飛び越えて、8歳と18歳に戻る。不思議な時間のトンネルを抜けて二人は再会したのです。


元先生は歌人、元教え子は映像作家。二人の書簡は本にまとめられたそうです。

先生のお孫さんは、まさに教育実習をする女子大生。そんな現代の実習先生の言葉もまじえながらの番組に、私は最後まで目を離せませんでした。

私は、私が中学生のとき亡くなった祖母を思い出していたのです。やはり、教師をしていました。亡くなる少し前、祖母はキッパリと言いました。「今までたくさんの分かれ道があった。でもその時、考え抜いて決断したのだから、後悔はない」と。

祖母は若くして亡くなった祖父が大好きで、再婚話に目もくれませんでした。

私にとって、祖母は最初からおばあちゃんでしたが、当然のことながら祖母にも青春時代があったのでしょうね。この番組のように、教え子と会ったら、きっと若い先生に戻ったことでしょう。

私も教育実習を体験させていただきましたが、その時既に祖母はこの世にいませんでした。実家の仏壇で、祖父と祖母は並んだ写真でほほえんでいます。

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Comments

僕も視ました。偶然に、「一式陸攻」と謂うナレーションが耳に飛び込んで来て、目がTVに釘付けになったのですが、画面は慥かに「零戰」でしたね。 結局 最後まで目がはなせませんでした。あんな可愛い先生やったら 僕もきっと同じ感情をもったやろうと。先生(俳優さんの)の名前知りたくて検索したら、こちらにヒットしました。
僕は当時(昭和十九年)國民學校二年生でした。

Posted by: CinC-GF | 2006.09.18 at 12:10 PM

>CinC-GFさん

 実際の先生も、当時の実習先生を演じた方も、
 どちらもとってもステキな方でしたね。

 飛行機については、
 特攻といえばゼロ戦かな、という程度のものでしかありません、すみません。

 あの日、私も詳しいことを知りたくて
 NHKの番組表をチェックしました。
 ↓いつまで掲載されているか不明ですが
  リンクしておきますね。
  俳優さんのお名前はわからないみたいですが。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=206&date=2006-09-16&ch=21&eid=21490

Posted by: あひる@滋賀 | 2006.09.18 at 12:16 PM

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