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2006.09.25

恋の髪玉

貧乏な若者は魔法使いから、魔人を自由に使える古ぼけたランプを奪い取った。ある城の近くを歩いているとき、転がってきた髪の毛の玉を拾って、「なんて美しい髪なんだ。きっと美しい人に違いない」と恋に落ちる。そして、魔人の力でその髪の毛の持ち主である姫君と結婚し、城で幸せに暮らす。

しかし、若者が留守の間に魔法使いが「古いランプと新しいランプを交換いたします♪」と姫をだまして魔人のランプをうばい返す。魔法使いは城ごと姫をさらってしまう。若者は苦労して城を探し出し、ランプを取り戻して見事に城と姫を取り戻す。


母と子の世界むかし話シリーズ(研秀出版) 全20巻の中にあった、どこかイスラム文化圏のむかし話です。

子ども心に、なんで髪の毛の玉を見ただけで恋に落ちるのかとツッコミました。いくらなんでも、それはないでしょ!

しかし、昔イスラム文化圏では女性は目以外はすべて隠す衣装をつけなければならなかった、そんな事情を知ると、女性の髪の毛にコーフンし一途に思い込むのも仕方ないか、と納得しました。

ただ、最後まで納得いかないのは、その姫君は髪の毛だけなく、見目麗しくしかも気立てもよいということ。育ちのよい姫が貧乏な若者に恋をして……そんなにうまい話ってあるのか?

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