「滋賀渡船6号」という酒米
「渡船(わたりぶね)」という酒米があります。もう、120年以上も前に滋賀県の農業試験場で作られた米だそうです。
この品種には1号から6号と短かんという種までの7種類がありました。これらは米の原種に近く、どれも造りにくかったのですが、その中でも6号が比較的作りやすかったらしく、試験場に籾種が残されていたのだそうです。
昨年、試験的に作られ、試験醸造として、北島酒造「御代栄 純米渡船」がただ1種類だけ醸造されました。今年は、もっと作付けされ、7メーカー以上がこの米を使いたいと名乗りをあげています。
右の「玉栄」よりも、こんなに長いんです! モデルは、酒米を熱心に作っていらっしゃる「JAグリーンおうみ酒米部会」の会長Sさんです。
これじゃ、倒さずに作るなんて難しいですよ。ほんまに!! 今年は台風が来なかったからよかったものの。稲刈りもまだですよ。ほかの飯米の田んぼはほぼ刈り取りが済んでしまっているというのに。「
やっぱり、熱意がないとムリですね。
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