『死ぬには好い日だ』谷口ジロー
めちゃめちゃいいお天気の日、バイクで走ったらふと頭に浮かんだフレーズ。
「死ぬには好い日だ」
草津市の夢風車。真下から見上げたら、羽がシュン!シュン! 空気を切る音をたてて豪快に回っていました。
「死ぬには好い日だ」は、原作が作家の関川夏央さんで、マンガは谷口ジロー先生の作品です。手許にないので間違って覚えてるとこがあるかもしれません。すみません。
時は100年くらい前、舞台はアメリカ。
居酒屋で一人のネーティブアメリカンの老人が飲んでいる。その老人は「カタジケナシ」という日本語を知っていた。なぜなのか。
老人の回想……。
ネーティブアメリカンの青年が瀕死の男に小さな包みを託される。大地を走り、青年は指示された港町を目指す。そんな彼を探偵社の刺客がねらう。その刺客を返り討ちにしたとき青年は言う「死ぬには好い日だ」と。
港町の居酒屋で、青年が包みを渡した男は、「カタジケナシ」と言う。その男はのちに日本でとっても有名になるあの人で、包みの中身は……ネタバレになるのでやめときます。
単行本『西風は白い』に収録 画・谷口ジロー/作・関川夏央 双葉社アクションコミックス 1984年
……らしい。
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Comments
谷口ジローは当地出身の方です。
「遥かなる町」で町おこししようとしている人もいます。
Posted by: 煮酒 | 2006.10.31 09:15 AM
>煮酒どん
そうでしたね、鳥取市の火事のことについて
描いた自伝のような作品がありました。
いや、お父様のことがテーマだったかな。
夏に岡山に帰省した折、
岡山駅構内で鳥取関係のポスターが
谷口ジロー先生の絵だったので、
立ち止まってながめてしまいました。
鳥取のお酒のラベルも
作成されたことがあるらしいですね。
Posted by: あひる@滋賀 | 2006.10.31 01:12 PM