けらもす
アフター笛のお稽古、またまた師匠とごいっしょ。今回は 先日場所も移転し、店名も変えてリニューアルオープンされた「けらもす」さんへ。以前の「瓢」に伺って以来初めてです。
胃が痛かったので、「燗でおいしいやさしい酒」をお願いしました。
「伯楽星」はぬるめの燗で。生詰なので一回火が入れてある……。落ち着いた辛口で、突き出しといっしょにおいしくいただけました。あっという間になくなりました。
突き出しは、鯛の皮(?)の松かさにしたものの細切りが、柔らかくしてあって、それとワサビの葉と茎がほろ苦くピリリと春の味。わーい、幸せ。
勢いがついたので、おいしそうな酢の物を。春の野菜とタコを柔らかく酢であえてあります。あんまりにもやさしい酢だったので何の酢か伺ってみると、ライムとのこと。なるほど~。
もう一品、春らしいものを。筍などの木の芽あえです。甘すぎない味噌がお酒にあいます。
次の燗は……と、師匠に選んでいただいたのは、「八仙」。青森の八戸酒造です。これも燗で。
オーナーさんにもいっしょに写っていただきました♪ ありがとうございます。
肴をつついているうちに、熱々燗になりましたが、これもバランスを崩さず、おいしくいただけました。
「長珍」は、どうも、その日搾りの商品らしく、当日の新聞で包んであるようでした。数年寝かせておいたら、おもしろくなりそう。「こんなことあったなあ」なんて思い出しながら飲めるし。
このお酒も熱々燗で本当に「煮酒」になってしまいましたが、全然味のバランスが崩れず、さめてきてもおいしく飲めました。しっかりしてるんですね。「少し残りだから」とサービスしていただいちゃいました。ありがとうございます♪
こっ、この酒!!
きもと・きおけ・精米90%なのです。色も、新酒なのに琥珀色。日本酒度+11!!
味は、甘さがなくて、風味も味も、まるでウイスキーか何かのよう。日本酒、しかもきもとというイメージでは全くありませんでした。ブラインドで飲んだら、日本酒じゃないと判断してしまうかも……。燗したら、風味の濃い焼酎のお湯割り、みたいな。
これは賛否分かれるお酒でしょうね。インパクトはある……。何とあわせたらいいのかなあ……。
以上、初けらもす、とっても季節感のある肴2種と燗酒で大満足でした。
一人2500円。ありがとうございました。
京阪(地下鉄)三条駅と京阪(地下鉄)東山駅の真ん中あたりなので、どっちの駅からも徒歩10分少々で行けます。
▼けらもす
日本酒Bar けらもす
日本酒バー 瓢が変わりました・
日本酒バー&スローフード・ダイニング。
京都市東山区新門前通大和大路東入中之町244-1-102
075-525-5125
DINNER:19:00〜22:00
BAR:22:00〜26:00
毎週日曜日定休
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