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2007.07.14

新譜ジャーナル別冊『ゴー!ゴー!ナイアガラ~日本ポップス史』

 S59年発行

 この本、手許にないと思い込んでいたのですが、
 うちの本棚にありました。

 さっき、久しぶりに出して広げてみたら
 懐かしいスターたちの顔写真がいっぱい!
 そして、貴重なインタビュー記事や
 大瀧詠一さんの対談記事が満載。

 おもしろ~い。

 大瀧さんの「分母分子論」、
 今の時代にも通用しそうです。

 もともと現在の日本の音楽は
 明治時代に輸入された海外の民謡・ジャズなどが
 基本となり日本風にアレンジされたものが始まり。

 国民唱歌などですね。

 それから海外からどんどん入ってくる新しい波に乗る。
 
 例えば、ジャズを原語で歌える
 フランク永井やペギー葉山。
 フランク・シナトラ、ペギー・リーになりたかった人たち。

 でも、彼らが日本で売れたのは英語の原典ジャズではなく
 「有楽町で逢いましょう」「南国土佐を後にして」……。

 大瀧さんは、そんな日本音楽界の歴史を
 「分母に世界史があって分子が日本史」というたとえをしています。うまく伝えられずすみません。

 
 ふと、ゆうべ見たテレビ番組を思い出しました。
 香取慎吾くんとMONKEY MAJIKの対談。
 このMONKEY MAJIKというグループはカナダ出身の2人と日本人2人で構成されています。
 グループ名があらわすように、彼らはゴダイゴに影響されていて、日本に来たのも武道を習ってて「かっこいい国」と思っていたから。
 そして新しい「西遊記」のテーマを作り、
 ブレイクしたわけですし、
 そのうえ今度はゴダイゴの「MONKEY MAGIC」と「ガンダーラ」をカバーしています。

 ゴダイゴがどんな音楽に影響されて生まれたのか私はわかりませんが洋楽を聴いていたことは確かでしょう。
 そのゴダイゴに影響されたモンキーマジックは、世界史分の日本史分の世界史分の日本史?

 もう何がなんだかわかんない状況。

 というようなことを『ゴー!ゴー!ナイアガラ』を読み返して思ったのでした。



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Comments

はじめまして。

すばらしい本をお持ちですね。
その本ほしくて探しているんですけど、
絶版らしくて、オークションぐらいしか
ないんですよね(>_<)
グーグル検索したらこのページがトップに
でてきたので寄らせていただきました(^^)

ぼくは文芸別冊の「大滝詠一 ナイアガラ30年史」をもっているんですがこの本にも
分母分子論のことはちょっこっとでていて
大変興味深いです。

音楽っていろんな先達がいて、そのなかの
自分は一部分であるということを気づいた
大滝さんはすごいですね。

1/1から四日間、NHK-FMで大滝詠一特集
番組やってますね。
このことで日記を書いたので、よかったら
よかったらぼくのブログにも遊びに
きてください。

Posted by: HIDE | 2008.01.02 at 09:29 PM

HIDEさん

 コメントありがとうございます!
 まさか、新春にNHKのFMで大瀧さんの番組があるとは。知りませんでした。よい情報をありがとうございます!

 うう、でも三日目、うっかり聞き逃しました(涙)。

 ずーっと昔、大瀧さんもNHKで番組をされてたんですよね。私はその番組で初めて「スーダラ節」「ホンダラ行進曲」という名曲の真の価値を教えていただきました。

 『ゴー!ゴー!ナイアガラ』の本はペイパーバックで、紙の色は既に黄色く変色しています。時間は流れても、内容は相変わらずおもしろいです。

Posted by: あひる@滋賀 | 2008.01.03 at 03:49 PM

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