冬の余花朗 粕汁御膳
先日の朝市に出すお酒決めの蔵めぐり、平井商店に続いては、浪乃音酒造です。
でも、その前に余花朗(よかろう)でお昼ごはんを頂きます。今まで夏だけの営業だったのですが、今年からは1月から3月まで完全予約制で平日のみ営業されているのです。
冬のお庭もすてき。
玄関に入ると、お香が焚かれ気持ちよく、また蝋梅が活けてあって早春らしさが感じられます。
テーブル掛けとお弁当の容器の色合いがきれい!
お庭の借景は琵琶湖。冬なのでよく見渡せる気がします。
お弁当のフタをあけると、またかわいい!手まり寿司に、蕪の炊いたん、魚卵の煮物、魚(湖魚なのですが、何かわかりません)豆、わけぎとイカのぬた、焼き魚とはじかみ、卵焼き。どれも上品な味付け。
お酒は、食前酒はカボス果汁と普通酒のブレンド「かぼスッキリ」、そして大吟醸「雄町」、「愛山」など。おいしうございました。
そのうちに近江牛が焼けるよい香りが!バター焼きをダシで割ったポン酢醤油で頂きました。うふふ。
近江牛を食べてから、ご飯と粕汁、お漬物。ご飯はつやつや! 大津市の伊香立(いかだち)のお米だそうで、日野菜のお漬物もそこの農家さんの手作りだそうです。この組み合わせが最高においしかったです。粕汁ももちろん、浪乃音酒造の粕を使ってあって、具にはちくわや薄アゲ入り。温まります。
お漬物のお皿も、とっても古そうなすてきなものでした。塗りのお椀も古いものだそう。ため息……。
デザートには大津市のヤマダヤさんの日本酒ケーキ。イチゴは、ご近所さんの朝摘みイチゴです。この大きさと、甘さにはびっくり!イチゴの花も可憐ですね。
酒をほとんど感じない、しっとりしたカステラ。材料を見ると、酒粕も使ってあるようです。これならお子様でもOK。
はあ、幸せ~!うっかり目的を忘れて食事だけして帰りそうになりました(笑)。危ない危ない。
中井さんの奥様と、魚屋さんの奥様。本当にいつもすてきなお料理と時間をありがとうございます!
冬の余花朗(よかろう)
[営]1月~3月 11:00~、13:30~ 土日祝休
[場]大津市本堅田1丁目6-16
[¥]3500(余花朗弁当)、日本酒「浪乃音」
[P]有
[問]077-573-0001
※4名以上、完全予約制、前日15:00までに連絡を。
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