瀬尾養蜂園のレンゲハチミツ
大津市内にある瀬尾養蜂園さんに仕事で伺いました。
瀬尾さんとお出会いしたのは、もう10年近く前のこと!でもまだハチミツは食べたことがなかったので、買う気満々でした。滋賀県内でも、県外に移動して蜜を集める養蜂家は瀬尾さんだけだそうです。早春は鹿児島、春は大津、滋賀、夏から秋は北海道と、花を求めて旅する蜜蜂と瀬尾さんとお父様なのです。
蜂の巣箱。今、防腐剤を塗ってシーズンに備えているところだそうです。蜂さんたちは鹿児島でキャンプ中(笑)。本当に、群を大きくして、働ける大人の蜂を増やし、帰ってきた大津の桜でさっと仕事に取り掛かれるように南国で調整するそうです。プロ野球選手のキャンプと似てるでしょ?と瀬尾さんはおっしゃっていました。
これは、蜜の詰まった状態の巣です。蜜蝋のフタをナイフではがし、遠心分離機にかけて蜜を取り出します。それを漉して、蜜だけにする、それで完成。瀬尾さんのハチミツは、ほんまもんのハチミツなのです。
瀬尾さんのお母様が、タンクからレンゲハチミツをビンに入れてくださっています。寒いと結晶してしまうのだそうです。
ビンに詰めて、ラベルを貼ってくださったのが、このレンゲハチミツです。2400円。滋賀県南部とされていますが、大津市内のレンゲ蜜だそうです。仰木や伊賀立の田んぼのレンゲから取れました。この地域はお米もおいしいんですよ!県内の花の蜜が欲しかったので、すごくうれしい。
色もまさにハチミツ色♪
朝食はハニートースト。パンも、葡萄からとった酵母で作ったパンで、ちょっぴりハードタイプです。素朴ながっちりしたパンのほうが絶対あうって思ってたんです。
食べてみるとやっぱり絶品!
ハチミツだけなめてみたら、まるでレンゲ畑にいるみたいな香り。味は、甘さにちょっぴり苦味……よく味わうと違うのですが、独特のクセ(変なクセじゃない)があって、子どもの頃になめたハチミツの味が一瞬よみがえりました。「この味だ!」と。実家のオカンはハチミツを大きなビンで買ってた時期があって、冬になると結晶してジャリジャリしてました。でも「本物のハチミツじゃけん結晶するんじゃ」と自慢げでした。
ああー、幸せなハニートースト。思わずもう一枚!(食べすぎだよ~!)
関係ないけど、日曜日に聞いたラジオ「山下達郎のサンディソングブック」は甘いものソング特集。海外では「ハニー」などと恋人のことを甘いものに例えるが、日本では「お蜜っちゃん」などとは言いません。と山達さんはおっしゃっていました。そんなことを思いつつ、口いっぱいにハニートースト。
▼瀬尾養蜂園
滋賀県大津市国分二丁目931-42
TEL 077-537-2671
FAX 077-534-6004
サイトで直売あり。あとは大津市内のJA直売所(石山・堅田)で買えます。
電話してからなら、瀬尾養蜂園に直接買いに行ってもOK。でも、初めてだと道がわかりにくいっす(笑)。
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Comments
お蜜っちゃんやて。おかしすぎやわ。
こんなおいしい蜂蜜なら、きっとふなペーに乗せても絶品やで~
Posted by: おーちゃん | 2008.02.26 11:31 AM
おーちゃん
そ、そこですかい!
ハニーふなっぺぇ、ねえ。
とっても大人の複雑な甘さになるでしょうね~!
Posted by: あひる@滋賀 | 2008.02.26 08:50 PM