刺身にあう酒
白身魚の刺身にあわせる酒って、ちょっと難しい。そう思っていました。あまりに個性を主張する酒だと、魚の味を殺してしまうだけでなく、酒自体の味にもマイナスになることもあるからです。
古川酒造の「天井川」。これ、あまりに若いので熟成させたらもっとまるくてうまくなるな~、と思っていました。若すぎるし、ぴちぴちの生、原酒で20度というアルコールのきつさ。おいしいんだけど酒だけではちょっと物足りない。
そう思ってたのに、白身魚の刺身にあわせてみると、むむ!物足りなさが消えて新酒のフレッシュさが引き立ちます。今回は、生タコ、サワラなど。特に脂が乗った魚のほうが、あとくちが上品になりました。(刺身には醤油もつけてます)
ほかに、鳥肝の甘辛煮とあわせても、甘さを抑えて味付けしてたせいか、クセをうまく和らげてくれました。原酒だからちょっとやそっとじゃ負けない感じですね。
しかし、うま~♪といろいろ取り合わせを試しているうちに、うっかり飲み過ぎ。これアルコール度きついから危険ですね。
「酒と肴の相性」カテゴリの記事
- お酒決め(2014.03.09)
- 缶つま☆レストラン たいらぎ貝柱のアヒージョバジル風味(2014.02.27)
- 『ワカコ酒』2 新久千映(2014.01.22)
- カレーと「金亀」にごり(2014.01.22)
- 辻一のカレーとあう日本酒(2013.09.14)
Comments