ワラ焼き鰹のタタキ
昨日は懐かしい仲間が集まっての宴会でした。会場は、築百年くらいらしい古い町家。町家といっていいのか、昔ながらのおうちです。今日はこのうちの主(といっても借家ですが)がホストとして、彼女と二人でお料理でもてなしてくれるのです。
道路に面した庭、玄関。
玄関を入ると左手に応接間、まっすぐ伸びる廊下、その奥には中庭、中庭の奥にトイレ(水洗に改装済み)やお風呂(使えない五右衛門風呂!)など。渡り廊下みたいなところをスリッパをはいて通る。
間口は狭いけど、奥ゆきのある間取りです。
床の間がありふすまのお座敷は、初めて来たのに懐かしい。いきなり、くつろいでしまいました。縁側の向こう一面に緑色が透けて見えて、時折さわやかな風が吹き抜け、いるだけで癒されるんです。
庭先で七輪にワラを燃やし、その火で鰹を焼いて、温かいうちにお皿に盛りつけてくれました。
氷水で〆ない。
ミョウガ、ネギ、おろしショウガの薬味、ぽん酢しょうゆでいただきました。
ワラでいぶされた鰹は、その香りがよい!口に入れると、燻製のような香りがします。
ガスの火で焼いたのとは、全く別物でした。
そして冷やさないからか、身がとろけそう。この温度も大きいですね。
一番のごちそうは、ワラを買って前もってこのタタキを練習してくれていた、ホスト役の彼のその気持ち。
そして、彼をサポートして、ずっとサービスを担当してくれていた彼女の細やかな心配り。
本当においしかった、ありがとうございます。
手作りのピザ。これもおいしくて出てきたらあっという間に無くなったのです。2~3種類あったのに。マグナムサイズの発泡白ワインといっしょに。
なんか、炎を見てると飽きないんですよね……。
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