平安神宮薪能二日目に
平安神宮の薪能、一日目は日曜日、今年は雨で1日延期され、火曜日の昨日が二日目でした。
今回能は初めてのHさんとご一緒しました。
源氏物語千年紀にちなんで、「夕顔」、「葵上」、そして光源氏が主人公の新作能「紅葉賀」、新作狂言「おばんと光君」が演じられました。
どれも比較的わかりやすいもので、Hさんも私もじゅうぶん楽しみました!
しかし、今回ご出演されないと伺っていた師匠、最後の「葵上」の笛方をお勤めだったと後で落ち合った占い姉さんに教えていただき驚いてしまいました。なんか、師匠の笛の吹き方に似た方だな~とはチラッと思ったのですが、ちょうど死角だったためにお姿は見えなかったのです。登場退場もノーマーク! 悔しい!
4つの演目はそれぞれ見応えあり、こんな何も知らない私でも最後まで引き込まれました。
室内の能のほうが集中できるでしょうが、人のざわめき、カラスの鳴き声、ヘリコプターの音、夜風、薪の煙まで体全体が感じる場は神様に奉納されることの多い能の本来の姿を見るよう。平安神宮という場の持つ力まで舞台に引き入れられているかのようで、楽しかったです!
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