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2008.10.29

日の入り30分前の空

 今日の夕空も雲が適度に湧き、金色の光があふれて美しくなりそう。
 国立天文台 天文情報センター 暦計算室で公表されている日没の時刻を確認してみました。
 2008/10/29大津市 日の出6:15 日の入り17:06

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 日の入り30分前の空。
 カラスの二つ三つ、三つ四つなど飛び急ぐもいとあはれという感じで、『方丈記』の一節を思い浮かべました。(作品が違うやん!しかもかなり省略してるし順番違うし~)

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 日の入り15分前の空。(拡大可) 夕陽が帯になって輝きます。

  「(前略)歩みわづらひなく、心遠くいたるときは、これより峰つゞき、炭山をこえ、笠取りを過ぎて、或は石間(いわま)にまうで、或は石山をおがむ。若はまた、粟津の原を分けつゝ、蝉歌の翁があとをとぶらひ、田上(たなかみ)河をわたりて、猿丸大夫(さるまろまうちぎみ)が墓を訪ぬ。(後略)」 
 『方丈記』を全部読んだわけじゃなく、丸谷才一さんの『文章読本』に一部引用されている箇所の中のそのまた一部。

20081029sora3
 日の入り3分前の空。もう先ほどのような明るい光はなく、残照だけとなりました。

 前にもブログに書いたことがありますが、『方丈記』引用部分には地元の地名がずらずら出てくるので、鴨長明さんがご近所に感じられるのです。同じように大津の西の夕焼け空を見たのかなって。
 どことなく心細くなる、秋の夕暮れどきの気持ちを鴨さんと家鴨が共有したかもしれないと思ったのでした。

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