日本酒と関係が深い能楽「猩々」
栗東の岡地域で再現された「めがわ田楽」に欠かせない地酒
「菊の水」の名前は、能楽「猩々」の謡の一節から名付けられたという伝承があるそうです。
ひゃーっ、さすが日本の伝統芸能「能」。 ここかしこに影響が。
猩々は、確か「もののけ姫」にも猩々の群れが登場してたっけ。
高島市の福井弥平商店さんのお座敷にも、赤くて長い毛の猩々が大きな杯を運んでいる絵がありました。
妖精の一種、みたいに説明されていることもあるようです。
オランウータンの和名である、とも説明されているのも見ました。実在の生き物なんだか、想像上の生き物なんだか?
「猩々」のあらすじは若者が市場で酒を売って財を成すというお告げに従って売ります。すると
当たって商売繁盛。
お客の中にしこたま飲むのに全く酔わない不思議な男性がいます。
その人の本当の姿は猩々だったのです。
海の底やらやってきた猩々は、汲めども尽きない酒ガメを若者に与えて去る、という感じみたいです。
「中之舞」掛りを2年かけてるんじゃ「猩々」なんて一生無理~、
って思ってたんですが、師匠から、この演目は「中之舞」でもよく上演されると伺いました。
私が練習している楽曲が使われることもあるんだ!びっくりです。
それに滋賀県の守山に猩々人形というのが作られていると別の方に教えていただきました。それを聞いて、草津宿街道交流館に、小さな赤い「猩々ストラップ」が売られていることを思い出しました。 病気を退治すると信じられている猩々人形をモデルにしているということでした。↑写真はそのストラップです。
こんな身近に、猩々がいたなんて!!
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