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2009.01.03

『酔うて候―時代小説傑作選』澤田 瞳子編

時代小説、時々読もうとするのですが、 知らない著者のものを選ぶのはちょっと躊躇してしまいます。 それに、少し昔の作品ともなると、書店には並んでない。

このようなアンソロジーで良質の作品と出会う機会が得らるのはうれしいですね。

めっちゃ有名なテレビ時代劇「銭形平次」の原作も
この本で初めて読みました。

心温まる人情もの、
ぞーっとする怪奇もの、
江戸時代の経済的なことがわかる居酒屋もの、
封建社会の息苦しさを描く身分違いの恋愛ものなど、
お酒bottleを切り口に、同じ江戸時代を舞台としている小説といえどもテイストや面白さが全く異なる個性的な短編ばかりでした。

これをきっかけに、気になる著者の作品を追いかけてみようかという気持ちになりました。

これだけ際立った違いのある秀作を選べる編者の澤田さん、かなりの数を読みこんでいらっしゃるツワモノですね。


そのうえ、最後に編者による、古今の酒に関する文学・記録のネタが山盛りで、お得。また酒の席でネタに使わせてもらおっと。

焼酎とみりんのブレンドを「なおし」とか、「柳影」とか呼んで冷やで飲んでいたこと、一度聞いたことのある落語「青菜」にも出てきてたんですね。気付かなかった……。みりん(ほんまもん)は、確かに飲んでも旨いheart04ですもんね~。しかも、年月を経て熟成させたものは、まるでバルサミコみたいな色ととろみ。あれにアルコール度の高い焼酎を混ぜれば立派なカクテルになりそうです。


酔うて候―時代小説傑作選』
徳間書店
澤田 瞳子 編

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