なぎさのカモさんたち
このまえの、お天気のよい日のこと。大津市のなぎさ公園を通りかかりました。
早くも黄砂が来襲し、遠くが白くかすんでいました。むこうに見えるのは近江大橋。拡大できます。
波打ち際には、渡鳥たちが休んでいたり、エサをあさっていたりしています。
ぐっとズームしてみました。倒立しているみたいなカモはお食事中です~。
ユリカモメもじっとしています。みんな仲良しですね。
向こう岸はこんな感じです。橋が見えます。湖周道路です。拡大できます。
実際には、こんなふうに見えています。草津市の矢橋帰帆島なのです。拡大できます。
先日、あの島の見えない側にある県立水環境科学館の弥生住居を紹介したばかり。あの島自体江戸時代にはなかったんです。奥の廻り込んでいる入り江に港があって、「もののふの矢橋の舟ははやくとも急がば回れ瀬田の長橋」とことわざの元になった歌が詠まれたところなのです。琵琶湖は風がないときは本当に鏡のように静かですが、急に風が吹くことがあり舟の旅は危険だったそうです。特に春先などは「比良八講」という電車がひっくり返るくらいの強風が吹き荒れますし。
渡しのほうが直線距離で短く早い。けれど危険だから、大回りでも確実なのは唐橋を通る陸路ですよ、という意味なんですね。
この日も風がなく、あたたかくて春めいた琵琶湖は静かでした。
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Comments
あひるさん、おはようございます。
琵琶湖の何とものどかな風景。


見ているだけで心がゆったりします。
しかし昨晩の信楽も風が強かったですが、
この時期の琵琶湖も突然風が強くなるんですよね。
何とも優しさと厳しさを兼ね備えた湖と言った感じです。
追伸



ようやくと言うか今ごろと言うか、
先日近江旅の本「近江の酒蔵」を求める事ができました。
今この本を読む流れの中で、近江は「米どころは酒どころ」と言う印象を強くしています。
この本とっても魅力的な本ですね。
Posted by: 紫香楽 秀山 | 2009.02.14 08:06 AM
紫香楽 秀山さん
昨夜は本当に「春の嵐」でしたね。
桜の季節でなくてよかったです。
本をお買い上げくださったんですか、ありがとうございます!
地元に住んでおられても、蔵の存在を知らない方が多いので、ガイドブックを作る必要があると思ったのです。
信楽焼と地酒の強力タッグで、より魅力的な展開が期待できます!!
ありがとうございます
Posted by: あひる@滋賀 | 2009.02.14 12:34 PM