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2009.05.11

「不老泉」秘蔵酒の会 お酒と料理編

 ゆうべは、京都のイタリアンレストラン あれっと さんで、パンチさん(地酒BAR膳のオーナー)主催のお酒の会がありました。出される12種類のお酒は全て「不老泉」。それも冷蔵庫の奥から出て来た熟成酒で、もう他に残っていないものばかりです。
 開始時間を間違って30分遅刻。不覚!皆さんは一通りひやできき酒をされた後でした。すみませんでした>スタッフの皆さん!
 それからお料理が出てきたので、お料理の写真を順に。
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 前菜。海鮮のゼリーがけ。ネギと香草のアジのタルタル。(だと思う)
 海鮮はウニとアジとカニかな、それにマイクロトマト。ゼリーはダシが洋風で少し酸味があり、なかなかお酒に合わせるのは難しいと思われたのですが、18BY「不老泉」山廃仕込 純米吟醸 生原酒 うすにごり が合いました。酸味と仲良くなってしまう。
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 温かい、エスカルゴのフリカッセ。エスカルゴはまるで巻き貝みたいに見えます。食べてみると、結構脂っこい印象。クリーミーなソースと4BY「不老泉」山廃仕込 特別純米 原酒の燗とよく合いました。
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 ホタテのグラタンと太刀魚のロール巻き。野菜はソバージュというフランスのアスパラと、ちっちゃなカブのようでした。
 グラタンのホワイトソースに合わせると、バランスが取れているお酒の酸が突出する印象がありましたが、18BY「不老泉」山廃仕込 純米吟醸 生原酒 備前雄町の燗だと、まろやか~なので不思議でした。雄町独特のカラメルっぽい香りとクリーミーな甘さがバターや生クリームと相性がよいのかしら。
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 エビのマスタード焼きとタコのオイル煮。タコはブラックオリーブ添え、パプリカなどでイタリアンな一品です。エビは、合う酒を見つけられず。
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 白エビの唐揚げ。味付けはごくごく薄い塩味。もしかしたら塩使ってない?油っこいから、負けない生原酒がよい気がしました。
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 シシ肉のベリーソース掛け。甘酸っぱい果実ソースに、日本酒というのは別世界の味、なのですが。シシ肉はとっても歯ごたえがあり、よーく噛みしめてもかみ切れません。そのうちにソースの味がなくなって、シシ肉の脂の甘みと塩味がでてきます。そこからは日本酒OK。ただ、4BY「不老泉」山廃仕込 特別純米 原酒の燗は果実ソースを邪魔しなかったのは驚き。「不老泉」のラインナップにも料理に添う酒ってあるんだ-。
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 デザートはこってり甘くて苦み走ったチョコレートケーキ。こういうチョコ(バターで固めてある)系には、絶対に少し熱めの燗!13BY「不老泉」特別純米 生原酒の50度燗と、18BY「不老泉」山廃仕込 純米吟醸 生原酒 備前雄町の燗が、チョコをとろけさせてくれました。燗酒がビターなチョコレートケーキと溶け合って、後味がすっと消えていく~。

 酒だけで美味しく飲めてしまう「不老泉」。特に長期熟成されているとデザート酒向きだったり、ダシを中心にした一般的な和食にはなかなか調和してくれなかったりしますが、今回のようなイタリアン、油や肉、クリームにはよく合うんですね。あれっとと、パンチさんはたぶん、お酒と料理の相性を検討されて料理を選ばれたのだろうな~。


 今回の「不老泉」は全部が熟成酒。若いのは18BY(平成18年度醸造)から、古いものは4BYまで。だから、誰でもが「美味しいheart04」と受け入れられるかというと、そうではないでしょう。この会は参加者が23名程度という限られたものだったので、地酒BAR膳のお酒が好きな人だけとなったそうです。
 生熟成(冷蔵)酒の古酒&燗酒の魅力にはまっている人ばかり。だから「不老泉」の古酒が問題なく楽しめたわけです。
 お酒って、嗜好品だから。自分の好みにあったお酒と、それに合う肴と、気の置けない仲間と楽しめたら最高ですよね~shine
 もちろん、常に自分の世界の幅を広げていこうという柔軟な気持ちがあるともっと日本酒の奥深さが体験できることでしょう。「まだ古酒を飲んだことがない」という方は機会があれば、積極的に味をみてくださいね~good

 新酒に対する古酒というのは醸造されてから1年以上経ったお酒のことと定義されています。一口に古酒といっても、常温保存・冷蔵など、保存状況、年数、その酒自体の質によって、味がかなり変わってきます。同じ酒でも、保存状況で別の酒になります。そこが熟成の怖いとこであり、面白いところでもあるんですよね~。

 同じテーブルには、姉御&おーちゃん、そして若いKちゃん。みんなそれぞれ、わいわい言いながらお料理とお酒の相性について盛り上がりました。楽しかった~!
 年々歳々酒同じからず。まさに酒も料理もこの一度きりの出会い。一期一会ですね。

 パンチさん、上原専務さん、燗酒ブラザーズの皆さん、あれっとの皆さん、本当にありがとうございました!

 お料理とお酒の相性編は以上。続いてスタッフ編です。


 今回の会場
食楽工房 あれっと
京都市中京区二条通柳馬場東入ル南側
TEL/FAX 075-212-3413
営業 PM5:30~10:00 
定休 木曜日

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Comments

美味しそうです!
こちらのお店、メモしておこう!
ワタシは不老泉に片思いばかり。とほほ。
そのうち師匠とアベパンします!

Posted by: 占い師 | 2009.05.11 at 09:03 PM

占い姉さん

 京都のお稽古帰りに行ける範囲ですよね!
 推パン店です!
 美味しかったです~!

Posted by: あひる@滋賀 | 2009.05.11 at 10:33 PM

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