文化ゾーン
久しぶりに、先日、文化ゾーンに行きました。ここは県立(たぶん)の施設で、広々とした日本庭園の周辺に県立図書館と県立近代美術館が並んで建っています。
大津市の東側の丘陵地帯にこんなでっかい池と庭園があるんですよー。この池の右端にある、橋の架かったところへ行きました。(拡大できます)
カキツバタ?八つ橋?
杜若はこの前、薪能で見たばかりです。でも、橋は10くらいかかってました。残念。
花も、既に盛りは過ぎていてちょっと残念な感じ。
やはり、このようなシチュエーションでは「カキツバタを頭に付けて歌を詠め」。滋賀県にもゆかりのある在原業平朝臣にならってアイウエオ作文ですね!
杜若 君を偲びて 辻一の バターソテーの 大根を食む
byあひる
意味:カキツバタが美しく咲く季節、君のことを思い出しながら、大津市三井寺のなじみの居酒屋・辻一さんのお店の名物、大根ソテーを食べている。じっくり煮込んでダシの味が染みた大根に、香ばしいバターの風味とバルサミコ酢が絶妙でかぶりつくと涙が出そうになる。
なんのこっちゃ?
大根はバターソテーじゃなかったかもしれないが、カキツバタを入れて詠む約束なので……。
業平さんの歌は「唐衣 きつつなれにし 妻しあれば はるばるきぬる 旅をしぞ思ふ」なので、バ→ハ、タ→ダは許されるはず。
この花はきれいなのに、ピンぼけで更に残念
ぶらぶらとお庭を歩いて、県立近代美術館へ。文化ゾーンに来た目的は、開館25周年記念 Collection+展「百花繚乱 郷土の美術」を見ることだったのです。飲み友達をお誘いして。
近代美術は見てて疲れるので苦手です。でも、この展覧会のメインは滋賀にゆかりのある作家の工芸などだったので、それほど疲れませんでした。志村ふくみさんの絹織物の色の美しいこと!中には「猩々」という名前の着物もありました。もちろん、赤です!野口謙蔵さんの巨大な絵画の持つ不思議な魅力も感じました。
体力にゆとりのない私は、それほど時間もかけず、さっさと館を出てバス停へ向かいました。近代美術の次は、辻一で~す。私たち二人には、むしろ辻一がメイン??
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