化粧品売り場と酒屋さんの共通点
資生堂のばら園シリーズから、新たにローズウォーターミストとローズアロマオイルを購入しました。
ボディソープの補充に寄ったのですが、資生堂の女性販売員さんとしゃべると、もういけません。買うつもりのないアイテム2点を追加することになってしまいました
もともと、お気に入りのシリーズだからというのもありますが、つい購入してしまうのは、販売員さんのお客の心のつかみ方が上手いからです。
自分がしゃべるのよりも、お客さんにしゃべらせるほうが少し多い。しゃべってもらうことでその人の嗜好の方向を知り、その分野の商品を勧める。そして何らかのポイントを見つけてお客さんをほめる。
テスターを利用して、そのアイテムの利用法と魅力を体験して理解してもらう。提案する使い方は、WEBにもパッケージ・説明書にも書かれていないもの。
これこそ、酒屋さんが日本酒を売るときと同じ姿勢ではないかと常々思う私なのです。
試飲してもらって、情報を伝えながら、その酒の旨さを体験してもらう。その人の好みを把握しつつ、さまざまな日本酒を上手に味わうための情報を伝える。決してお客さんの嗜好や知識を頭から否定しない。つきあううちにお客さんの日本酒の世界が次第に広がっていくように誘導する。
いろんなタイプの酒屋さんががんばっておられますが、その中でもお客さんの心をつかんで離さない酒屋さんは、化粧品販売員さんの手法と共通しているところが多いような気がするのです。
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Comments
うううううむ。なるほどなるほど。ええ勉強になりました。お客さんにしゃべっていただくことが大事なんですね。私はしゃべりすぎやわ~聞き上手にならんとあかんね。
Posted by: おーちゃん | 2009.10.05 08:30 AM
おーちゃん
私なんかは、小川酒店におーちゃんと話すために行ってる気がします
おーちゃん不在の場合は、すぐに帰ったりして~
やっぱ、結構しゃべってると思いますわ。お客さんから情報収集=しゃべってもらってると思うわ~。
Posted by: あひる@滋賀 | 2009.10.05 09:11 PM