南極の休日
水曜日午後は大津市の滋賀会館シネマホールで「南極料理人」を見ました。堺雅人さんお目当てで。
基地の景色が美しくてずっと南極でロケしたもんだと思い込んで見ていました。エンドロールに網走ってあって初めて日本で撮られたんだとわかりました。
中途半端な腹具合で見たものだから、お腹が空いてグゥグゥ。美味しそうなお料理のシーンがメインなんだもん、拷問みたいでしたよ。
南極の昭和基地からも遠く離れたところで1年以上観測を続ける男性7人(だったかな)のチーム。
氷の専門家のほかに車両担当は自動車会社から、通信担当は別の会社から、そして料理担当は海上保安庁からと所属はバラバラ。
おっさんたちが織りなす人間模様はおもろうてやがて哀しい、そしてクスクス笑える映画でした。家族や恋人との何気ない時間がとても大切だと感じられるのです。
下手をすると病気になるとか凍死するとかの大惨事を引き起こしかねない厳しい状況の中でも、毎回の美味しい食事が精神を正常に保つ助けになっているようでした。
何度となく登場する食事のシーンでは、一度も「うまい」「ありがとう」という言葉がありませんでした。でも、無言で食べる姿の全身から「うまい」「ありがとう」という言葉が感じられるのです。これはすごいと思った。
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