信楽のsiroiro-ie(シロイロノイエ)
信楽に地元の方々の協力を得て滋賀県立大学の学生が手作りしたギャラリー「siroiro-ie(シロイロノイエ)」があります。
先日、初めて連れていっていただきました。
タヌキも真っ白。
玄関入るとほんまに真っ白。右下のスリッパみたいなのを履こうと思ってよく見ると、値札が付いていました。これも展示してある作品だー。売り物でした。
入り口の展示品です。ぐんにゃり曲がったオブジェ。窯の温度をはかるものだという説明が。
一階ギャラリー内部。左側の壁に貼り付けてある石は、陶土の原料の長石を焼いたものだそうです。
こちらは職人手作りの皮細工。展示販売しています。
信楽焼きのいろんな作品も販売。
二階への階段。
壁やら柱やら、古い資材を真っ白に塗るのは大変だったそうです。一度塗っただけでは資材の色が透けてしまうので何度も塗り重ねたそう。
家を一軒まるごと改造するって、すごーく大変なエネルギーが必要です。けれど、もしかすると意識の一番奥底では大きな大きなおもちゃで遊ぶみたいなものかもしれません。関わっている人が楽しんでいる感じが伝わってきます。
この写真は一階ギャラリーのカーテン越しに見た庭。トイレも真っ白に塗られ埋められてオブジェ化しています。
白い色は時間とともに変化していくのでしょう。いつまでも真っ白なままで維持していくのか、経年変化も味として受け入れていくのか。つまり、今関わっている人が卒業した後、そのまま信楽にこだわり続けるのか、それともまた新しい人が入ってその人なりの違う色に替えるのか?
そんなことも考えながら、ちょっとコーフン気味にシロイロノイエを後にしました。
また行きたいな……。
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