« ギャラリー・蔵織(クラオール) | Main | 新潟市古町通 白山神社近く »

2010.05.08

星織2010トークイベント@新潟と、「振り袖」さん

新潟での目的、その2。それは石井ゆかりさんのトークイベントに参加することでした。その会場が蔵織(クラオーレ)です。

石井ゆかりさんは星占いのサイト「筋トレ」を主宰されていて、それが10周年を迎えた記念に、写真展&トークのイベントを東京と新潟で開催されたのです。

060
自分の中の力を信じて、何があっても前向きにとらえることができる。石井ゆかりさんの「筋トレ」はそんな星占いなのです。

会場に着き受付の方に名乗ろうとして、その方の名札を見ると、ご本人!びっくりでした。

始まるまで、参加者の皆さんは石井さんや写真家の方の写真や図書が置いてある部屋で静かに過ごしています。ノートに書き込む人、差し入れの苺やパイナップルをつまむ人(私のこと)、本を読む人。

お座敷の中は午後の明るい日差しがあふれていて、不思議な静けさ。
056
2階のお座敷に座って、いよいよ開会。まずは新潟の地元では「振り袖さん」と呼ばれる舞妓さんの踊りと、三味線のお姉さんの歌の披露。美しく正装した振り袖さんお二人の踊りは、うっとりしてしまいました。唄と三味線のお姉さんも、昔は振り袖さんだった方です。

でも、この踊りどこかで見たことがある……と考えていて思い出したのが「WINK」。上から下まで着飾り背筋をピンと伸ばしたまま、表情を変えずにかわいく踊る。まさにあんな踊りなのでした。


それから、蔵織のご主人による、この建物と新潟の歴史を伺いました。

・・・・・

前の持ち主であった、庄内屋しんの美貌と人気。しんさんを身請けしたのは大正天皇のおじにあたる貴族柳原前光。その後、柳原前光が亡くなり東京から新潟へと帰ってくる。しんさんは新進舞踊家の女性藤蔭静枝を支援していたらしい。その藤蔭静枝は永井荷風と結婚していたが、自分から三行半を突きつけて別れた。

新潟出身の文学者は坂口安吾や会津八一など、ちょっと変わり者が多い。

蔵織のある西堀通と、東堀通は昔、運河として使われていたが、現在ではすっかり埋め立てられてしまった。

・・・・・

たまたま来ることになったこの場所ですが、お話を伺ううちに座っている畳から、すぐ横の柱から、じわじわと歴史の重みが染みてくるのを感じました。
055
で、メインの石井ゆかりさんのお話です。

スケッチブックに手書きでホロスコープを書いてみせて、初心者に向けてのホロスコープの意味を、説明してくれました。星占いの世界では未だに天動説が基本なのだとか。

世界星占い大会みたいなのがイギリスで開催されたので、鏡リュウジさんといっしょに参加されたお話。

石井さんのお話の中に、自分の職業を尋ねられ正直に答えると、必ず「星占い?」とプッと吹き出すような反応をされる、ということがありました。

私も、子どもに新潟に行った目的を聞かれて「星占いの人のトークイベント」と答えると、「何それ?」とプッと吹き出されてしまいました。

熱心に話を聞くうち、無意識にいちいちうなづいている自分に気付き、恥ずかしくなってしまいました。

あっという間にトークイベントは終了。急いで古町にある書店に走り、石井さんの著書を一冊買ってきてサインしていただきました。
062

参加者は事前に自分の誕生日と時間を申告していたので、石井さんが直筆の「短観(たんかん 誕生日のホロスコープの意味のうちの一部を書いたもの)」をくださいました。感激です。

「おもてなし」の気持ちのあふれるイベントと、会場でした。石井さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

|

« ギャラリー・蔵織(クラオール) | Main | 新潟市古町通 白山神社近く »

旅行・地域」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« ギャラリー・蔵織(クラオール) | Main | 新潟市古町通 白山神社近く »